ホットフラッシュ、イライラ、不眠、原因不明のだるさ……。
「もしかして更年期?」と感じているあなたへ。
その不調には、2000年以上前にすでに解明されていた理由があります。東洋医学の視点から、更年期という「人生の季節の変わり目」をひもといてみましょう。
2000年前の医学書が解いた、女性の7年周期
東洋医学の最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』。その冒頭にある「上古天真論」には、女性の体には「7年周期」のバイオリズムがあることが記されています。
「女子は……七七(49歳)にして任脈虚し、太衝の脈衰少、天癸(てんき)竭き、地道通ぜず。故に形壊れて子無し。」
現代語に訳すと、
「女性は49歳前後になると、生殖や若さを司るエネルギー(天癸)が尽き、月経が止まる。体のかたちが変化し、子供を産む時期を終える」という意味です。
2000年も前から、私たちはこの「7の倍数」の節目の存在を知っていました。
更年期とは、決して「病気」ではなく、命のエネルギーの質が大きく変わる、女性にとって避けては通れない『人生の季節の変わり目』なのです。
なぜ更年期に「嵐」が起きるのか?東洋医学の3つの視点
東洋医学では、更年期の不調を単なるホルモンの減少としてではなく、体内の「生命の源」と「巡りのコントロール」のバランスが変化するプロセスだと考えます。
① 生命の貯蔵庫「腎(じん)」のゆらぎ
私たちの体には、若さや生命力を蓄える「腎(じん)」という貯蔵庫があります。49歳前後になり、この貯蔵庫のエネルギー(天癸)が少なくなってくると、体は大きな変化を迎えます。
「腎」には、熱(陽)が暴れ出さないようにグッと抑え込み、潤いを与える役割があります。しかし、この抑える力が弱まると、熱や気が上へ上へと突き上げやすくなってしまうのです。
👉 これが、ホットフラッシュ・のぼせ・動悸・不眠を引き起こす主なメカニズムです。
② 感情と巡りの司令塔「肝(かん)」の乱れ
更年期が本来の時期より早く始まったり、症状が強く出たりする場合、そこには「肝(かん)」という臓器が深く関わっています。
「肝」はストレスや情緒の影響を非常に受けやすく、全身の巡りをスムーズにする(疏泄作用)役割を担っています。忙しい毎日や精神的なプレッシャーで「肝」がのびのびと働けなくなると、それが引き金となって、本来は「腎」で蓄えられるべきエネルギーのルートを乱してしまいます。
👉 「腎の弱り」に「肝の高ぶり」が加わることで、イライラ・精神不安・頑固な肩こりなどが現れやすくなります。
③ お腹(脾胃)へのドミノ倒し
さらに、このバランスの乱れは「脾胃(ひい・消化器)」にも波及します。
- 熱が突き上げるタイプの方: 胃の気が逆流し、吐き気やゲップが出やすくなります。
- もともと冷えがあるタイプの方: 生命力の源(腎)のエネルギー不足から、お腹を温める力が足りなくなり、下痢や便秘、急激な体型の変化を招くこともあります。
あなたはどちらのタイプ?更年期の2つのパターン
更年期の不調は、大きく分けて2つのパターンに分かれることが多いです。どちらのタイプかを知ることが、体質に合ったケアへの第一歩です。
| 🔥 のぼせ・高ぶり型 | 🌿 冷え・エネルギー不足型 | |
|---|---|---|
| 東洋医学の状態 | 心腎不交・肝陽上亢 | 脾腎両虚 |
| 主な症状 | ホットフラッシュ、のぼせ、動悸、不眠、イライラ、頭痛、顔の火照り | 冷え、だるさ、下痢・便秘、急な体型変化、意欲の低下、むくみ |
| 体の特徴 | 下半身の力が弱まり、熱や気が頭に昇りやすい | 全身を温める力が衰え、消化器にも影響が出やすい |
| こんな方に多い | ストレスが多い、緊張しやすい、もともと活発なタイプ | もともと冷え症、疲れやすい、胃腸が弱いタイプ |
「どちらにも当てはまる気がする…」という方も多いです。それは、両方の要素が混在するタイプである可能性があります。実際の施術では、脈・舌・ツボの状態から丁寧に判断します。
くにたちひとみ鍼灸院でできること
私たちの体は、一つの臓だけで動いているわけではありません。
「腎」の弱りを補いながら、「肝」の昂りを鎮め、ときには「脾胃」を助けてあげる。複雑に絡み合った糸を一本ずつ解きほぐすように、あなたの体質に合わせた『オーダーメイドの交通整理』を行います。
当院の一本鍼治療では、700あると言われるツボの中からあなたに最適な一点を見つけるために、初診時に90分かけて徹底的な問診を行います。症状だけでなく、あなたの体質・生活・ストレスのかかり方まで含めて、全体像を丁寧に診ていきます。
「私の不調はどこから来ているの?」
その答えを一緒に見つけ、また心地よいリズムで毎日を過ごせるよう、大切に施術させていただきます。
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